アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

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1/23の重賞振り返り

東海ステークス 中京1800mダート 小雨・良

 

予想

◎オーヴェルニュ 2着 1人気

○デュードヴァン 9着 5人気

▲スワーヴアラミス 1着 7人気

 

展開は意地でもハナを主張したいアイオライトをイッツクール、サンライズホープあたりが突っついてハイペース気味になる予想。前が潰れやすくて中団からの差しが届きやすくなりそう。

ハイペース追走でも前から押し切る地力があるオーヴェルニュを本命に、インを突いてきそうな差し馬2頭を相手に選択。人気馬をかなり切っているせいで相手選びにあんまり自信がなかったので◎単勝を厚めに◎-○▲で馬連ワイドをちょろちょろ。

 

◎オーヴェルニュは内側にテンの速い馬がいないのでこの枠でもスムーズに前が取れそう。前走のチャンピオンズカップは4コーナーで馬群に包まれて追い出しが遅れたのが大きな敗因で最後はちゃんと伸びているし、前につけて普通に回ってくればこのメンバーではかなり勝ちそう。

○デュードヴァンは追って届かずという競馬が続いているが上がりはしっかり使っているし出足もそこまで遅い馬ではなく、去年の東海Sの内容が良かったのでインの中団くらいで足を溜めていければ展開が向いて有力。

▲スワーヴアラミスは中団につける差し馬の中で地力は最上位も、滅茶苦茶ズブくて2走前のみやこSでだらしない競馬をしたのが気になる。前走のチャンピオンズカップではそこそこ真面目に走っていたし回復傾向なら来そう。

2番人気サンライズホープは外枠から前につけるために足を使って更にハイペースで前で競り合うことが予想され、それでもう一足が使えるほど強い馬ではないと思うのでノーマーク。チャンピオンズカップで最後接触してやる気をなくしていたのも気になる。

3番人気ブルベアイリーデは○,▲と同じかちょい下くらいの実力だと思っていて、枠がかなり悪く後方かつ外のポジションになって届かなさそうなので今回は無印。

4番人気アイオライトは重賞実績がなく、実力に疑問がある馬を前が厳しい展開では信用できないので消し。

 

反省

◎オーヴェルニュ(2着)は上手にスタートを出て絶好の位置取り。サンライズホープを後ろからマークする形で進み、仕掛けのタイミングもサンライズホープが出ていくのに合わせて。直線も併せたサンライズホープを力の差でねじ伏せての抜け出しに成功したが、ハイペースが祟ってか外から一頭脚が違う馬が突っ込んできて2着に甘んじてしまった。この条件では流石に力が上だし本命に推すに値する馬だったと思う。

○デュードヴァン(9着)はもう一段くらい後ろで足を溜める競馬を想定していた。ハイペースを4,5番手で追走したため足が溜まらず直線で伸びなかった。オーヴェルニュと同じ競馬をして勝てるわけがないし、実力的にも展開が向くの込みで足を溜めて一発という形を期待していたので残念。対抗位置に置くのは実力面から言ってやや過大評価だったかも。展開が良さそうで他に買いたい馬があんまり見つからなかった。

▲スワーヴアラミス(1着)はスタートから松田騎手が押して出て行ったが案の定馬群の後ろ。4コーナーを回ってからは残り300mくらいからやっと動き出し、スピードが乗ってからは抜群の切れ味で前を全頭差し切って勝ち。上がり3F最速タイが3頭いるが追い出しが遅かったことを考えるとこの馬だけ末脚の次元が違った。スタートで出していった分で追い出しが少し遅れても良くなり、この馬の特性をよくわかっている松田騎手の素晴らしい騎乗。展開が向いたとはいえこれだけズブくてよく頭まで来たなと感心。実力では余裕で1,2を争う存在であとは力を引き出せるかの勝負に見事応えてくれた。

3着のブルベアイリーデは外枠で後方待機を余儀なくされたのが結果的にプラスに働いた。外からスワーヴアラミスに蓋をする形で早めに位置を上げていき力を出し切っての3着に食い込みで、最上位にこそ少し及ばないが十分重賞レベルで通用する力がある事が確認出来た。買い目に入れるべきだったかはレース前の時点で考えるとそれほどでもなかったと思う。

5着のカデナは初ダートでも持ち前の末脚を使って走っていた。戦法は変わらず追い込み一本だろうし、今後も出てくるならウェスタールンドみたいにハマる時はハマるタイプになりそう。ダート転向いけますね。

展開はアイオライトを中心に速いペースで進む予想通りの内容で、前が厳しくなることに注目出来たのは良かった。振り返ってみれば順当に重賞で通用するレベルの馬が掲示板を占める結果でダート戦線の壁の厚さを見た。相当な実力ゲー。

買い方は最初馬連ワイドの3頭BOXで入れていたのに送信直前に何故か◎▲の馬連が外れていて、脳がジャックされたとしか思えない買い目になって激薄ワイドのみでトリガミ。印は良かったのに俺がADHDで負け。先週のそこそこ自信があった京成杯の大外れとかで弱気になっていたのが大きな原因だと思っている。事前に長い時間をかけて予想しているんだから直前に日和って変えて良くなるわけがないし、何回これやったら学ぶんですかね。メンタル雑魚すぎて苦しい。

 

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC) 中山2200m芝 曇・良

 

予想

◎オーソクレース 6着 1人気

○ラストドラフト 10着 5人気

▲ボッケリーニ 3着 4人気

 

キャッスルトップは逃げても相手にされず実質的に先行するダンビュライトがペースを握ってスローになり、後方から行くオーソクレースがじわじわ上がっていくロングスパート戦になる予想。馬場は最終週なだけあってかなり荒れていて、内が悪く外差しやや有利。自分でレースを作りそうなオーソクレースを中心に純粋にこの舞台で強そうな相手を選んだ。

買い方は3頭の馬連BOX+ワイドBOX。◎-○だけちょっと多め。

 

◎オーソクレースは力がこのメンバーで一枚上。相手もそこそこ強いし中山2200mがかなり謎コースなので全幅の信頼を寄せるには至らないが、後ろから上がっていって外を回せば馬場も味方して大崩れすることは考えづらい。

○ラストドラフトは2年連続でこのレースで3着に来ていてコース適性が非常に高い。近走の成績も能力の衰えによるものとは思わなかったので、オーソクレースのロングスパートに付いていく形で上がっていけば十分差し届くと思ってこの位置。

▲ボッケリーニは前から行く馬の中では一番強いのでこの位置。2000mの重賞で重い斤量を背負っても最後まで足が止まっていない様子から距離も多分こなせると判断。56㎏で出られる今回は期待したい。

2番人気ポタジェは前走の天皇賞秋で最後ほとんど足が止まっていて距離が厳しそうだし、単純に先行馬としてもボッケリーニに見劣るのでノーマーク。追い切りでも3歳1勝馬のリアドに遅れていてかなり印象が悪い。

3番人気キングオブコージは直近2戦で昔のような良い決め脚を使えておらず、どちらも言い訳があるとはいえ骨折前とはかなり馬が違いそう。追い切りを見ると徐々に良くなっているようだし復活した姿が見たいが、情の馬券の自覚が強まったので今回はいったん見送り。

 

反省

◎オーソクレース(6着)はスタート直後に躓くも体勢を立て直して前に出て行き外目6番手くらいで追走。ルメール騎手はこの手の馬を後方で控えさせるイメージがあったのでこの時点で想定と違う。1000m通過1:01.2のゆったりとしたペースで残り800mから長いスパートに入っていったが直線を向いた時点で手ごたえが悪く、道中で足を使いすぎて残っていない感じ。後ろでじっくり溜めていた馬に楽に交わされて負けてしまった。今回は能力を出せない内容だったとはいえ、思っていたようなこのレベルでの圧倒的な強さみたいなものはないかも。

○ラストドラフト(10着)もオーソクレースが前に出ていくのに合わせて早めに上がっていき、最後に足が残っているわけもなく沈んでいった。オーソクレースがミスってたらこいつも当然ミスるので内容からしてこの着順は仕方ない。オーソクレースが来る時はこれも来るでしょくらいのノリで印を打ったので今後特に買いたいとか見直したいとかもないし、ただ噛み合わなかったなという感想。

▲ボッケリーニ(3着)は先行馬群が上がっていく中で少しだけ追い出しを遅らせていて、その分最後まで足が残っていた。これだけ前が潰れる中で最終週で荒れた馬場の内側を最後まで頑張って伸びての3着は非常に立派。ハンデ戦G3では斤量差がきついようで中々弾ける強さが見られないが、今回のような斤量で出られる条件があれば十分上位で通用する力がある。

1着のキングオブコージは先行すると思っていたがゲートで立ち上がって出遅れ、後ろからの競馬になった。前が全部バテる中で後ろでプレッシャーを受けずに足を溜めていたことが追い風となり、オーソクレースにやってほしかった競馬を全部やられて快勝。強かった時のキングオブコージの末脚が見れた。この馬にはやはり差し競馬の方が合っている感じがする。今後も期待。

2着のマイネルファンロンは後方待機がレース展開とこの馬の良い所にバッチリはまった。追い切りとパドックが相当良くてこの馬が走る時の状態だったが、本当に走るのかが怪しすぎるので買い目に入れなかった。どうせオーソクレースの相手に選んでいるから当たってない。今後も馬券に絡むときは後ろからの一発だろうし、展開と馬の状態がめちゃくちゃ良さそうだったら検討したい。

5着のポタジェは残り800mで前のペースが上がったところで少しずつ下がっていって最後に上がってきた。ただ付いていけなかっただけに見えなくもないが、このロングスパートが危険だと判断した川田騎手の意図的な戦略だとしたら凄すぎる。実際どうなんでしょうか。

展開は残り800mからのスパートに付き合った組はボッケリーニを除いて全滅、後ろで自分の競馬に徹した組が全部来た。前が厳しくて後ろが有利という内容で予想と合致したが、それぞれの位置に入った馬が全然違った。こんなことあるのか。振り返ってもあまり手ごたえがなくて何を反省したらいいかよくわからない。キングオブコージが復活して嬉しいね。

信頼度の高いオーソクレースを中心に高い確率で馬券に絡みそうな馬だけを選びその通りに買い目を組み立てられたので買い方はそんなに悪くなかった。強いて言えば後ろから付いてくる相手選びでラストドラフトの他にもう一頭くらい入れた方がよかったかもしれない。