アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

阪神外回り実力ゲーの公式ブログです

3/12,13の重賞振り返り

 

3/12

阪神スプリングジャンプ 阪神3900m障害 晴・良

 

予想

なし

障害レースは何も知らないのでパス。

 

中山牝馬ステークス 中山1600m芝 晴・良

 

予想

◎ルビーカサブランカ 6着 2人気

○ミスニューヨーク 3着 1人気

▲フェアリーポルカ 14着 5人気

消し 4ドナアトラエンテ、9テルツェット

 

逃げたい馬が多く、有力馬は後ろに固まっているメンバー。序盤のポジション争いが激しくなる分ハイペース寄りで流れて、最後は潰れた前を後ろの強い馬が差してくるレースになりそう。まだ内側の馬場が良く、後続はロングスパートが必須になるので見た目の距離以上にスタミナが問われる展開になるはず。紛れが多く荒れそうなレースなので買い目は◎の複勝80%と◎から印へのワイド10%ずつ。

 

◎ルビーカサブランカはタフな展開で力を発揮できる馬。3勝クラスのオリオンSのように中団から外を通っての差し込みが出来れば重賞2連勝も見える。

○ミスニューヨークは前走のような後方ポツンは展開的にも通用しないのと、普通にゲートを出た時もインの内で包まれて捌き次第になるので対抗評価まで。

▲フェアリーポルカは一歩及ばない競馬が続いている。差し有利の展開かつ相手関係が弱くなる今回は注目したい。

3番人気テルツェットは中山1800mが恐らく長いのと斤量も苦しい。

 

反省

◎ルビーカサブランカ(6着)は飛び上がるようにゲートを出て最後尾になってしまった。位置を上げるためにこの馬だけ200m以上早くスパートに入ったので最後は伸びきらなかった。早めスパートでも勝ち馬と同じ上がりを使っているしゲートを五分に出ていたら3着内には入っていたように見えて力を感じる内容ではあった。1800mがこの馬にやや忙しいだろうし結局1着には届かない位置を走ることになっていたかも。

○ミスニューヨーク(3着)はインをロスなく回ってほぼ理想的な競馬が出来ていた。追い出しがちょっと早かった分で終いが甘くなってはいたが、これで勝ちきらないのは単純に上の2頭と実力差がなかったということだと思う。

▲フェアリーポルカ(14着)は直線で進路がなかったようには見えないし、4コーナーを回った時点で手応えを失っていたのだろう。休み明け以外にも能力の衰えがかなりありそうでちょっと手を出しづらい。

1着クリノプレミアムは切れる足は使えないがロングスパートの粘り込みは得意というタイプに見える。このレースは3コーナーから全体のペースが上がるロングスパートでこの馬の長所に合致したのだろう。京都金杯5着のパフォーマンスが良かったと言ってもこの馬の特徴が分析できていないと手の出しようがないし、あっても紐の検討しかできない。自信を持って買うのは無理だった馬。

2着アブレイズはオープンで勝ち切り、G3ではある程度堅実に走ってくるなどここで実力面で足りるだけのものを持っている馬だった。少なくとも▲フェアリーポルカと同等程度の評価はつけて良かったはずで事前の分析不足を感じる。とはいえ狙いづらい馬。

逃げた馬に絡みに行く馬がいなかったのでスローになり、ロングスパート戦で前が潰れて最後は隊列がそのまま前後で入れ替わったレースだった。実力差がほとんどないメンバーにおいて展開や隊列で得をする馬を選んだ決め打ち気味の予想をしたが、印を打った馬の位置取りが思ったより後ろになった点で噛み合わなかった。

混戦が予想されるレースで本命の複勝厚めで買ったのは正しいと思う。いかにも荒れるレースではもっと人気がない馬を買ったほうが期待値は高くなるような気もするが、当たらないことの方が多いとわかっている馬券を買うのはちょっと抵抗がある。

 

 

3/13

金鯱賞 中京2000m芝 曇・良

 

予想

◎ジャックドール 1着 1人気

○ポタジェ 4着 4人気

▲ランブリングアレー 9着 10人気

消し 1,2,4,8,9,11

中京の開幕週ということで内と前が有利で、基本的にはジャックドールと先行集団で決まると思っている。レースラップはジャックドールの1勝クラスくらいを想定していて、普通に走ったらジャックドールが楽に逃げられるし他の馬はそこまでテンが速くないのでついてこられない。大外を回しての追い込みは届かないが、好位から伸びてくる差し馬には警戒したい。

 

◎ジャックドールは説明不要の強さ。不安要素としては他の馬に絡まれた時にこの馬の走りが出来るか。

○ポタジェは本命との着順の逆転は起こらないが、良い位置で競馬が出来る実績馬でここも順当に好走してくるはず。2-4着のイメージ。

▲ランブリングアレーはある程度良い位置で付けられる差し馬で、ずっと何頭分も外を回らされる形にならなければ厳しいラップで止まった前を捉えられそう。比較対象は似た競馬が出来るシャドウディーヴァとアラタで、この馬の方が強いのでこっち。

2番人気レイパパレは調教過程が謎だったのでなんとなく買わなかった。控える競馬も覚えて今回は展開が向くし距離短縮もプラスなど後から考えたら脳内で3着内率がそこそこあったので買ったほうが良かった。

3番人気サンレイポケットは最近充実期に入ったのではなく1年以上前からパフォーマンスは変わってないと思っているし、中京の成績が悪いのと外枠の追い込みが無理なレースなので軽視。

 

反省

◎ジャックドール(1着)は予想通りの展開で勝ってくれた。中京でこんなペースで走れるならいよいよ最強なのではと思う。自分からレースを作れる馬なので単純な力負け以外では崩れないし、G1でこの馬の走りを見るのが楽しみ。

○ポタジェ(4着)は後方からの競馬で最後は4着まで来ていたことには驚いたが、仮に先行していても切れ負けして良くて3着だっただろうし高いレベルで一つ足りないのはわかっていることなので、対抗はレイパパレにするか2頭を同じ評価に置くべきだった。後方から行った件については、ジャックドールが厳しいラップで逃げるのはみんなわかっていたことなので序盤から出して足を使うよりは馬なりに走らせて最後に懸けるほうがいいという話もある。

▲ランブリングアレー(9着)は真ん中くらいには居てくれないと届きようがないし、まさかサンレイポケットより後ろになるとは思わなかった。これが引退レースで、結構好きな馬だったので前走で買えなかったのが残念。

2着レイパパレは予想のところに書いた通りで買ったほうが良かった。冷静になるとこの馬もポタジェと同じ2-4着のイメージだったし、雰囲気で無駄に下げちゃったので最悪。

3着アカイイトはランブリングアレーに期待していた位置での競馬をこの馬にやられた。残り1000mくらいからちょっとずつ前を詰めていくロングスパート的な走りをしていて勝ちに行く気を感じられる騎乗だった。枠が良かった分こういう走りが出来ることを知っていたら▲はこの馬にしたかった。追い込みしかできない馬だと思っていたが今回のように中団に位置取る競馬が出来るなら対応できる幅がかなり広がるし、G1馬らしく今後の重賞でも存在感を見せてくれそう。

ここまで早いラップは想定していなかったが概ね予想通りの展開で、ジャックドールが自分のペースで引っ張る内容になった。馬券になった3頭もジャックドール、先行馬、中団の差し馬の順番で予想と一致していてレース内容は読めていた。

ジャックドールの連対がかなり信頼度が高かったので、馬連流しにしてもう少し広めに印を打つか思い切って単勝でも良かった。対抗以下の選定も悪かったし、券種も予想している内容にそぐわないワイドを脳死で選んだのも悪かった。反省の残るレース。

 

・報知杯フィリーズレビュー 阪神1400m芝 曇・良

 

予想

◎ナムラクレア 2着 1人気

 

ナムラクレア以外が小粒なメンバー。2番手以下の優劣をつけるのが非常に難しいのと、マークされて内枠で包まれることを考えても圧倒的な実力差は覆らないと考えて本命の単勝1点で購入。

 

◎ナムラクレアはファンタジーSでウォーターナビレラと差のない競馬をしており、やや適性距離外の阪神JFでも5着とここで力が抜けているのは明白。3歳牝馬における短距離路線の筆頭としてレベルの怪しい1勝クラスや未勝利上がりの馬には負けられない。

 

反省

◎ナムラクレア(2着)は案の定内で包まれそうになって4コーナーで外に出していったが内からロスなく抜けてきた勝ち馬に少し及ばなかった。仕掛けも少し早かったように見えるし、勝ち馬に比べると騎手の焦りを感じるレース内容だった。

1着サブライムアンセムは仕掛けを待ったのと前を行くナムラクレアが外に出て行った分で前が綺麗に空いて完璧な進路取りが出来ていた。騎手コメントの通り2着馬に比べてこれだけ上手く乗っていたらもう少し着差がつくべきで、実力面で及んでいないことの証明ではあると思う。

3着アネゴハダはハイペースを前から粘っていて流石に同一条件の1勝クラスを勝っているだけはあるし、戦ってきた相手を見ると妥当なところ。

買い方は6,10あたりにワイドを流す手はあったかもしれないが、◎の単勝の方が信頼度が高いように思えたのと2番手を決めるのが大変すぎるのでサボった節はある。甘えた馬券は破壊されるという貴重な教訓。厳しくてありがとうございます。

 

今週は予想に大きくリソースを割いた金鯱賞を仕留められなかったのが残念。ジャックドールをどこまで信用するかで考えすぎてしまった分でその他の要素の詰めが甘くなった。しかも結局信用しきれていない買い方をしているし、とことんダメ。