アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

阪神外回り実力ゲーの公式ブログです

4/9,10の重賞振り返り

4/9

阪神牝馬ステークス 阪神1600m芝 晴・良

 

予想

◎アカイトリノムスメ 競争除外

○デゼル 3着 2人気

▲マジックキャッスル 5着 4人気

△ジェラルディーナ 6着 3人気

☆アンドヴァラナウト 2着 1人気

消し それ以外

 

実績のある5頭とそれ以外というメンバー。直線だけの勝負になりそうなレースで、別定戦で紛れも起きなさそうなので伏兵にはノーチャンスと見ている。買い目は◎-印、○-▲の馬連5点。

 

◎アカイトリノムスメ

位置も取れるし切れる足も持っている、どんなレースもこなせる馬。56㎏と1番人気を背負っても軸で買えるだけの素質を感じる。

○デゼル、▲マジックキャッスル

去年の1,2着馬で、末脚勝負では無視できない。マジックキャッスルの前走は前が壁になっただけで復調傾向のはず。

△ジェラルディーナ

一番速い上がりを使えそうなのはこの馬だが、距離がやや短く追走で遅れを取りそう。大阪杯を使う予定だった馬が1600mで強豪相手に通用するか。

☆アンドヴァラナウト

立ち回り勝負で実力以上の結果を出してきた印象の馬で、阪神外回りの直線は長すぎると思う。有力馬の中では最も前で競馬ができるし、粘って残り目ならありえる。

 

反省

本命馬が競争除外になってもうおしまい

 

○デゼル(3着)

Bコース替わりと超高速馬場で、外を通った馬には厳しかった。繰り上がって本命となったが、この位置での評価は間違っていないと思う。

▲マジックキャッスル(5着)

デゼルよりも後ろから外を通っては無理な話で、走りっぷりから復調しているのは間違いない。過去の戦績を見ると少し物足りないのでピークアウトしているのかとも思うが、好走していた時の相手関係と比べると実は元々これくらいの能力だったようにも見えてくる。

△ジェラルディーナ(6着)

上がり最速を使ったのは偉い。好きな馬だから情で△にしたけど上位5頭の中では真っ先に切れる馬ではあった。

☆アンドヴァラナウト(2着)

相変わらず立ち回りが上手。能力が足りていなくて過剰人気もしているので嫌って一番下に置いてみたが、私情抜きなら▲に置いたほうがいい。

1着メイショウミモザ

内をロスなく立ち回って一番良い進路を取ったとはいえ、同じく完璧な競馬をしたアンドヴァラナウトには完勝していて着順通りの評価をせざるを得ない。かなり骨っぽいメンバーといきなり肩を並べるとは恐れ入りました。

 

クリスティが案外レースを引っ張ってそこまで緩~い流れにならないのを読めなかったし、馬場が極端すぎることも読めなかった。翌日の桜花賞の参考になった。

買い方は、上位を1頭も切っていないので実質の頭数にしては買い目を広げ過ぎている感じがする。情馬券を買わなければ4点で普通くらいだからこんなものかも。

 

ニュージーランドトロフィー 中山1600m芝 晴・良

 

予想

マテンロウオリオン 2着 1人気

○エンペザー 4着 7人気

▲サーマルウインド 8着 8人気

△ジャングロ 1着 3人気

リューベック 3着 6人気

ティーガーデン 5着 2人気

消し デルマグレムリンアバンチュリエ

 

マテンロウオリオンと距離をこなせればジャングロが走ってきそうなくらいで、その他は小粒なメンバー。買い目は◎から馬連流し5点と、穴馬ボーナスで○-▲のワイド。

 

マテンロウオリオン

素質が一枚上。前走は展開が恵まれたとはいえローテも厳しかったし本来は末脚を活かす競馬の方が得意なはずで、後方から外をぶん回す雑な競馬でも勝ってしまいそう。

○エンペザー、▲サーマルウインド

マイルを使った馬の中でマシな競馬をしていたのがこの2頭。他は1600mが適性距離か不明な馬か、力が足りなくて買いたくない馬しか見当たらない。

△ジャングロ、△リューベック

単純な素質では2,3番手の馬たちだが、1600mが良いのかわからない。ジャングロは6着に負けた東京1600mが0.2秒差で意外と負けていないし、前有利の中山に替わるのと成長分も込みでこなしてきそう。

ティーガーデン

印を打った前走が外枠かつ後方とかなり不利なレースだったので今回も買ってみたが、過剰人気だし能力も疑わしいのでこの程度の印なら手を出さない方が良さそう。

4人気デルマグレムリン

力が足りない。

5人気アバンチュリエ

力は足りそうだが気性難でほぼ確実に折り合いを欠く。

 

反省

マテンロウオリオン(2着)

休み明けでパフォーマンスが下がるという鞍上のコメントがあったが、格上なりの立ち回りをして負かせなかった程度には相手が強かっただけだと思っている。

○エンペザー(4着)

距離が謎な2頭がどっちも強かったので届かなかった。

▲サーマルウインド(8着)

勝ち馬の真後ろで最内を通ってこの着順では力不足としか言いようがない。前走と展開も似たようなもので適性外とも言い訳出来ず、単にレースレベルが低かったのだろう。

△ジャングロ(1着)

34.7-34.7で逃げ切るんだからちゃんと強くて勝っているように見える。買い目の都合で△になっているが、内心は対抗くらいの評価だった。この馬にとって走りやすいメンバー構成だったとは思うので、レベルが上がったマイルで通用するか。

リューベック(3着)

戦ってきた相手が悪かっただけで3歳オープンの中では上位の力を持っているし、距離適性とか関係なく今回の相手関係では順当な着順。使ってきた距離と能力からしてそこまで大コケするはずがないし、対抗評価まで上げられたかも。

ティーガーデン(5着)

買うな。

6着エイシンシュトルム

前走が意外にレースに参加していたのでちょっと気になっていた。使うごとにパフォーマンスが良化していてどこで買い始めるかの勝負が始まっている。

 

馬連流しだとあまり買いたくない人気馬まで買っちゃう心の弱さ。自分の予想で勝負しろ。

何故か払い戻し受けられてなくて、確認したら馬連流しの相手からジャングロだけ抜けていたっぽくて暴れた。よりによって?

アカイトリノムスメの除外でびっくりして頭おかしくなっちゃった。はぁ?

 

4/10

桜花賞 阪神1600m芝 晴・良

 

予想

◎ラブリイユアアイズ 18着 8人気

○ウォーターナビレラ 2着 3人気

▲アルーリングウェイ 8着 5人気

▲スターズオンアース 1着 7人気

▲ベルクレスタ 7着 9人気

ナミュール 10着 1人気

消し 2,4,7,9,10,13,14,15,16,17

消してない 1ナムラクレア,5ピンハイ

 

9文字の馬多すぎ。

ナミュールが少し抜けているくらいで他はほぼ力差がないメンバー。展開と馬場から決め打ちしたほうが良さそうなレースで、極端な逃げ馬がいないことと阪神牝馬Sの内容から先行して内を通った馬がガン有利と判断したので、力が抜けているナミュール以外の外枠は全消し。買い目は印の3連複ボックス20点と◎-○▲にワイド流し、◎の単勝

 

◎ラブリイユアアイズ

阪神JFの2着は素直にウォーターナビレラに力勝ちしたと受け取っている。ウォーターナビレラの評価を基準に相対的に本命に浮上した。輸送後に20㎏近く減るのは前走と同じなので気にしなくて良さそう。謎血統で面白い。

○ウォーターナビレラ

本命との力関係と、1600mが微妙に長いのか終いで少し甘くなるのが気になるので対抗まで。当日の仕上がりでは一番よく見える。

▲アルーリングウェイ

今回のメンバーとは全く勝負付けが済んでいないが、レース内容や持ち時計からここでも通用する気配を感じる馬。好枠を引いたので立ち回りで優位に立てそう。

▲スターズオンアース

直近2走の内容から、前が塞がるようなごちゃついた先行馬群の中からでも抜け出してくるイメージが持てる。かなり力のある馬だと思うが、フェアリーSでは最後内側にぶっ刺さっているなど口向きに不安があるので評価を上げ切れない。

▲ベルクレスタ

スムーズでなかった直近2走も上位に食らいついていて、実績以上に力は持っている馬。今回は真ん中のそこそこ良い枠を引けたので本領を発揮してほしい。好きな馬でオッズも良かったので趣味で単勝を買った。印には情を入れていないつもり。

ナミュール

極端なトラックバイアスで大幅にビハインドを背負っているが、素質だけで上位に食い込めるか。前走だけ走れば能力ではまず足りるし、突き抜ける可能性もある。

 

反省

◎ラブリイユアアイズ(18着)

大敗した理由がわからない。馬群に入れず前めからずっと外を回されていたので厳しい競馬ではあったが、それにしても負けすぎている。馬体重も減りすぎで、前走がたまたま上手くいっただけで本来輸送は苦手なのかもしれない。あとは超高速馬場で時計勝負に向いていなかったか。うーん。

○ウォーターナビレラ(2着)

逃げ馬の二番手からレースを支配する完璧な騎乗。改めてみても内を通った馬の中で特段能力が高かったようには思えず、当日の仕上がりやローテーションの組み方、鞍上の実力などのわずかな加点要素が積み重なっての結果だと思っている。不安要素がほとんどなかったので逆らう必要はなかったかも。

▲アルーリングウェイ(8着)

重賞上位組と力の差を感じた0.2秒差。桜花賞の登録馬に名前があった時点から買う宣言をしていた馬で、予想の途中で「やっぱり足りないかもなぁ」と思って一旦消し評価に置いたりもしたが、最終的には情で買った。なんでこんなに人気してるの?

▲スターズオンアース(1着)

最後まで馬群に揉まれながらの競馬だったからか大きく崩れずに走っていた。ゴール直前で抜け出してくるのはこの馬の素晴らしいところで、能力だけを考えたら勝っても驚けない。斜行して降着まで考慮してしまったので強く狙えなかった。

▲ベルクレスタ(7着)

前が壁でスムーズな進路取りが出来ていなかった。外に出しながらナミュールの後ろを取るも前が伸びず、さらに外まで行ってようやく進路が出来るともうゴール直前。斜めに走っているだけでレースが終わった。最後は鋭く伸びていて、馬は通用していたと思う。

ナミュール(10着)

鞍上は勝てるように乗っていたと思うし、サークルオブライフの結果を見ると枠や脚質は言い訳に出来ない。連戦で萎えるタイプなのか、チューリップ賞で仕上げすぎてお釣りがなかったか。能力が高いだけに本番で噛み合わない結果が続いていて残念。

3着ナムラクレア

中団より後ろから行く馬だと思って買い目に入れなかった。ウォーターナビレラを見ながら経済コースを通って完璧な競馬が出来ており、展開に大きく恵まれた。先行することを考慮出来たら買い目に入れたかった。

4着サークルオブライフ

この馬の能力を以てしても1,2着馬にはまず届かないレースということで、外枠差し馬を嫌ったのは正解だろう。厳しい展開でも2歳女王に恥じない強い走りをしていて評価が上がった。新馬戦、チューリップ賞と休み明けではあまり走らないタイプに見える。

5着ピンハイ

強い差し馬の中で唯一内枠を引いたのでチューリップ賞と似た展開で突っ込んでくる可能性はあるが、勝負付けの済んでいるナミュールですら後方に厳しい予想では手を出しづらい。苦しくなってから外に膨れまくっていて、今回でちょっとだけ評価が下がった。

 

内先行ガン有利の読みが当たった。10着までが0.3秒差と大接戦で、力差がほとんどないのも予想通り。こういうレースでは今までのレース結果よりも当日の仕上がりなど細かい加点要素を拾った方が良かったらしい。

外枠全切りを通したくて攻めた買い方をしたが、3連系の経験が浅く咎められてしまった。切り評価にしない馬がいるならBOXではなく頑張って優劣をつけてフォーメーションを組み、消していないナムラクレアとピンハイを3列目に入れた方が馬券の組み立てとしては良かっただろう。展開のあやで簡単に着順が入れ替わる読みだったので軸馬がアテにならず、優劣をつけるのを嫌ったせいで買いたい馬を買えなかった。

例:◎○-◎○▲-8頭の30点。どうしても嫌なら8頭BOX56点+6頭BOX20点の複合とか。