多くの2歳馬にとって初の多頭数、相手強化など、とても厳しい条件となるホープフルS
ゲートから1コーナーまでの入りが長く、ポジション争いに参加するために足を使ったのち上り下りになる1-2コーナーを抜けた平坦のバックストレートで一旦緩めなければならないというハードルが2歳馬にとっては非常に高い
ここでいかに折り合いをつけてスタミナを温存できるかが重要と考えている
2023
12.5 - 10.8 - 12.1 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.5
2022
12.6 - 11.3 - 12.2 - 12.7 - 12.7 - 12.5 - 12.5 - 11.9 - 11.2 - 11.9
2021
12.6 - 11.3 - 12.0 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 12.2 - 12.2 - 11.7 - 12.4
2020
12.8 - 11.4 - 13.0 - 12.7 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 12.0 - 12.2 - 12.6
2019
12.6 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.5
逃げ残りとなった2022年は赤字の平坦部分が緩んでいる
直近でドゥラエレーデ、サンライズジパングとダートで活躍する馬が穴を開けているのが目立つが、かつてのワーケアやタイムフライヤーもダートで走れる馬で、これらに共通するのはダート的パワーがありつつも2000mに目途が立つ程度には持続力すぎない中距離馬であるということ
ダートを走りそうな馬の分析
4 クラウディアイ
3代母がマルゼンスキーの半妹で、近親にメイショウカズサ、牝系からはシルトホルンが出ている
サートゥル+ディープで芝中距離向きの配合だが、タメて切れるよりは小回りをゴリゴリ立ち回って雪崩れ込むイメージ
9 アリオーンスマイル
スターリングローズにマルゼンスキーにNever Bendとパワー特化の母方で、ディーマジェスティ産駒な点くらいしか強調材料がない
中山芝でも1200m、あって1600mくらいのイメージになる
10 アスクシュタイン
ドゥラメンテにBellamy Roadでキングスコールに近いが、こちらは直接Bellamy RoadだったりWoodmanが入る点でもう少し淡泊な印象
War Relic=War Kilt3×3の3代母にBuckpasserでMan o'Warを重ねた配合だから極めて短調に見えるし、ダートにしてもローカル1700mとかかも
14 リアライズオーラム
父オルフェーヴルに産駒がダートの長いところで活躍するマジェスティックウォリアーという配合で、4代母Abernant≒Quaver3×3からもジリっぽいスタミナに秀でている事が伺える牝系
芝で勝ち上がったドゥラエレーデ的な印象で、ここは力が足りるかが焦点
16 ジュタ
ドゥラメンテにストリートセンスでHornbeam7×6×7に、GhostzapperのBlushing GroomとForlitanoでNasrullah+Hyperionをこれでもかと詰め込んだ配合
日本でStreet Cryは専らダートで走っているが、本馬が芝で鋭い決め手を見せたのは配合の仕掛けがドゥラメンテの瞬発力を引き出す形で表現されているからだろう
スタミナ積載量も十分だし、芝向きの柔らかさが強く出ているとすれば極めてドゥラメンテ的な馬である可能性が高い
気になるのはジュタ>リアライズオーラム