アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

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7/3の重賞振り返り

CBC賞 小倉1200m芝 曇・良

予想

◎タイセイビジョン 2着 3人気 

 

このコースは3コーナーからの下り坂により強制的にスピードを出し続ける展開になりやすくバテ合いに強い特殊な適性が求められる。内を立ち回ってハイペースを前粘り出来る馬から買いたいところだが、あいにく信頼できる馬が見つからない。特に開幕週でイン前有利なことは全員が承知していて、ジョッキーも積極的に前を取りにいく意識が強くなり、この展開に耐性がある馬が出走馬の中にいないので前は総崩れになると想定。内側をロスなく立ち回って差し込んでくる馬にチャンスが生まれると考えた。

買い目は◎の複勝1点。実際は直前になって気が変わったのでゴチャゴチャしたものも買ったのだが、想定馬券はこれ。

 

◎タイセイビジョン

枠順と馬の能力と鞍上の信頼度込みで本命馬を決定。この馬にとっての勝ち筋は前崩れに賭けて中団から内側を回ってくるというものであり、この鞍上ならそれを実行してくれるだろうという信頼感がある。

1番人気 アネゴハダ

古馬オープン馬との初対戦で3歳牝馬中堅クラスの馬が通用するかわからないので一旦見学。フィリーズレビューの内容からも走りそうで能力的に足りる可能性はある。

2番人気 テイエムスパーダ

似たような展開が想定される葵ステークスが案外過ぎる内容。テンの速さも最速が葵Sで、2番目のフィリーズレビューは距離が長かったとはいえ惨敗。超ハイペースへの耐性に疑問が残るし、揉まれてすぐに脱落するようでは手が出せない。

4番人気 ファストフォース

出足がそこまで速いタイプではない上にリズムを重視しそうな鞍上であることと、外枠は苦しい。近走は能力的な衰えを感じていて、得意コースであること以外にマイナス要素があまりに多く流石に上がり目を感じない。

 

反省

1着 テイエムスパーダ

軽斤量馬にはスタートダッシュに大きくバフが掛かると考えてよいのだろうか、これまでの競馬では考えられないほど異常に出足がついている。函館SSのナムラクレア50kgでも同じことを感じた。力が足りていたのも意外だが、好枠から楽にハナを取り切れたことが好走要因か。葵Sの負け方のように脆い面があるのはまだ気になる。

2着 ◎タイセイビジョン

やってほしい競馬を完璧に遂行してくれた。言うことがない。

3着 アネゴハダ

あまりに展開に恵まれそうなので着内はありそうとは思っていたし、好枠から枠なりの競馬をしていてこれも特に言うことがない。ゴール前は大きくよれているなどスプリント適性で1着馬には着順通り劣っている可能性が高い。

4着 スマートリアン

勝ち負けに参加できないコース取りをするのも予想できたことなので買い目に入れなかった。初のスプリント戦で一定の強さを見せており、勝ち馬と全く逆の位置からここまで追い上げてきたことは覚えておくべきだろう。いつも過剰に人気しているので美味しく狙えそうにはない。

 

外の馬が案外だったので内枠を引いた前の馬が頑張れてしまったというのもあるが、古馬オープンのレベルをそこそこ信用していて3歳牝馬組との能力比較を間違えたのもある。条件戦で3歳馬が無双している点から5㎏以上の斤量差があるなら格上挑戦でも3歳馬が圧倒的有利であるとは言えそう。斤量差による出力の違いがあまりに漠然としていてうまく予想に組み込めない。スプリント戦では斤量差が内容に如実に出ていそうな感じはする。

またゴチャゴチャ買ってしまった。癖を矯正するまで複勝1点以外禁止にしようかな。

 

 

ラジオNIKKEI賞 福島2000m芝 晴・良

予想

◎ボーンディスウェイ 6着 1人気

○サトノヘリオス 3着 2人気

 

CBC賞と同じく内枠有利。距離延長組や前に行きたそうな馬が複数いることからペースはある程度流れる持続力戦になりそう。印には馬群の内側を通って立ち回りで優位に立てそうな実力馬を選択。

こっちもゴチャゴチャ買いそうだったがCBC賞の発走が遅れて買い目を調整する時間がなかったので◎の複勝1点になった。

 

◎ボーンディスウェイ

前進気勢があり堅実に能力通りに走ってくる馬の印象で、ここは力が足りていると見る。内枠から先行馬群を見る形で追走し、能力差で圏内になる想定。

○サトノヘリオス

能力通り走ったり全く走らなかったりを繰り返していて真面目に走ってくれるかわからない。ホープフルS皐月賞はこの馬にとって得意なタイプのレースだと思うのだが、力通りに走っている印象が全くない。鞍上もこの枠からなら内を立ち回って差し込む競馬を実現してくれそうで、馬のやる気さえ乗れば着内が堅い。

3番人気 フェーングロッテン

ブリンカーをつけて一変した馬。前走は単騎逃げが嵌まった形であり、ハナを主張したい他の馬がいて馬群に包まれそうな今回は能力が発揮できるか不明。

 

反省

1着 フェーングロッテン

まず馬群でもしっかり折り合って競馬するのが意外だったし、内を立ち回って伸びてくる競馬はサトノヘリオスやボーンディスウェイがやるものであってこの馬が出来るとは全く思っていなかった。正しくブリンカーで馬が一変したと言える内容で、揉まれる競馬でも最後まで真面目に走っていた。ボーンディスウェイはどっか行った。

2着 ショウナンマグマ

スムーズに行ければこれくらいの力はある。先行馬群がどうなるのか確信が持てなかったのと買い目を縮小していて手が出なかったが、真面目に買い目を組むなら間違いなく抑えるべき。

3着 ○サトノヘリオス

走る番だった。折り合いが難しいようなコメントがあるのでそういうこと。力関係と併せて見極めるゲーム。

6着 ◎ボーンディスウェイ

何故か外を回っていてはてなマーク。終いで切れる馬ではなく距離ロスが致命的なのと、単純に良いポジションを取りづらい1800m戦が忙しそうな感じはした。過去戦歴をよく見れば1800m戦が忙しいことは感じ取れたはずなのでその点は反省したほうが良い。振り返ってみるとかなり脳死気味に選んでしまったので本当にダメ。

 

本命馬を間違えてる時点で終わってはいるのだが、フェーングロッテンが信用できなかったのも辛かった。クラシック路線で見かけなかった馬が知らないパフォーマンスを出してくるので横の比較が難しすぎる。

6番を引いたボーンディスウェイが馬群の後ろ内側を追走してそこから伸びてくるという想定をしていて、終いが切れないこの馬がそんな動きを出来ると言う主張に違和感を持てなかった時点で思考の鈍りを感じるしょうもない予想だった。展開予想と勝ち馬の立ち回り方は概ね正しく想像できているのに実際のポジションを適当に決めつけて外すパターンも多い。