アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

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7/16,17の重賞振り返り

暑いし天気も悪くてやる気が出ない

モチベ自体もG1が毎週のようにあった時期からの落差で燃え尽き気味

 

7/16

函館2歳ステークス 函館1200m芝 小雨・稍重

 

予想

◎ブトンドール 1着 4人気

○アスクドリームモア 9着 5人気

 

開催が進んで時計を要する馬場になってきたところに稍重でかなり力のいる馬場になった。最終週でもまだまだ内側は使えていて内外の差がない印象。

このレースは例年ハイペースの消耗戦になるようで、新馬を楽なペースで逃げ勝ちをしている馬は信用しづらい。

新馬戦のタイムは開催が進むごとに徐々に時計が掛かっている傾向があるのと、馬場から純粋なスピード能力では決まらないので参考にしない。

買い方は趣味の自覚があった○を相手に入れずに◎の単勝複勝、○の単勝をちょっと。

 

◎ブトンドール

同コースを稍重で勝利した一頭。新馬戦ではまだ内側有利な馬場を外枠から捲り気味に動いて着差までつけての完勝と内容も秀逸で、舞台適性以上のポテンシャルを感じたことから本命に指名。

○アスクドリームモア

外枠から捲って勝つ強い勝ち方をしていて好みだった。ゲートが下手だったのと、ここに向けて十分調整している馬が多い中で2歳馬の連闘は流石に歓迎できないので趣味で購入。

 

反省

1着 ◎ブトンドール

外枠が不利にならないという馬場と展開読みが上手くいった。能力も見抜くことが出来て満足。

2着 クリダーム

このメンバーでは圧倒的にゲートが上手で、テンの速さも周りを上回っている。最後の1Fが13.1秒になるほどの消耗戦で前潰れの展開を粘り切っていてある程度の能力を感じられた。器用なタイプで鞍上との手も合っている印象で好感が持てる。

9着 ○アスクドリームモア

ゲートで外によれていた。連闘だった上に出負けから速いペースを無理に捲って潰れただけなのでほとんど度外視して考えても良いと思う。

 

久しぶりに判断材料が少ない2歳戦の難解さを実感している。夏競馬のうちはこういう無難な買い方が増えそう。

 

 

7/17

函館記念 函館2000m芝 雨・重

 

予想

◎アラタ 6着 2人気

 

スタートからコーナーまでの距離が長く下り坂から入るコースのためテンが速くなりやすい上に小回りコースの為、ハイペースのロングスパート戦になりやすい。

最終週でフルゲートのレースで4コーナーがゴチャつくに決まっているので、ある程度のポジションから自分で動いていけるような速いペースでの追走能力とコーナーでの機動力を持っている馬を選びたい。

買い目は◎の複勝1点。

 

◎アラタ

重賞では能力的に微妙に足りない面があるのは否めないが、3勝クラスの函館での勝ち鞍と福島記念の3着の内容から今回求める適性を持っている馬がこれしか見つからなかった。直近の2レースはラスト3Fの瞬発力を問われての敗戦なので気にしていない。能力の割に人気していて嫌な気持ちはある。

 

反省

ペースが速い以前に馬場が悪すぎて能力を出せていない馬が多かった印象。着差が付き過ぎなことからも不良に近いこの重馬場を苦にしていないかで明暗が分かれたレースだと言える。

 

1着 ハヤヤッコ

芝レース唯一の判断材料となる日経賞ではゴールまで一切隊列が変わらないような超スローペースを追走してそのままゴールしているだけなので一定のスタミナ性能がある事しかわからなかった。4コーナーでは手ごたえが違う様子で楽々抜け出していて、道悪も苦にしない馬が内枠から理想的な立ち回りをして出来過ぎた着順を取った印象はあるが、言われてみれば日経賞の内容で足りるのも納得なのでこの条件を走れると見抜けなかったのはこちら側の怠慢だったと思う。

2着 マイネルウィルトス

重賞での好走歴が超スローペースの東京2500mの2つだけでオープンクラスでも新潟開催の福島民報杯と、直線が長く広いコースでしか結果を出せていないことから嫌っていた。残り4,3F地点でレースラップが大きく減速したのが出遅れからの捲り競馬と噛み合った面は大きかったと思うが、こちらも速い上がりが出せず上がりがかかる条件の方が得意なタイプである程度走ってくる素地はあったか。

6着 ◎アラタ

4コーナーでかなり手応えが悪くなっていて、馬場を苦にして力を出し切れていない印象。能力的にもこれくらいと言われたらまあそうかもしれない。この条件を好走する適性はあったとは思うのだが、真相はわからなくなった。

 

前日とも違う馬場設定で、時間を追うごとに雨で馬場が悪くなっていたのでここまで酷い状態になっていることを織り込んだ予想が出来なかった。当日の馬場の変化による修正が必要だったレースなので、詳しい状況がわからないこともあって当てるのは難しかった。函館記念自体が実距離以上に長い距離で好走する馬の方がタフさや上がりのかかる条件が噛み合って結果を出しやすいのかもしれない。そもそもレース展開から勝ちやすい馬のポジションなどが全く想像できず予想が苦しかった。