アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

阪神外回り実力ゲーの公式ブログです

3/5,6の重賞振り返り

チューリップ賞で高く評価していたピンハイの馬券を買えず精神的ダメージが大きすぎてレース映像を繰り返し見直す気があまり起きないので、今週の重賞振り返りは適当にして反省とメンタルの回復に努めようと思います。

 

3/5

チューリップ賞 阪神1600m芝 晴・良

 

予想

ナミュール 1着 1人気

○サークルオブライフ 3着 2人気

▲ステルナティーア 11着 4人気

△ウォーターナビレラ 5着 3人気

消し ジャマンとピンハイ以外

 

阪神外回りは実力ゲーなので基本的にはナミュール、サークルオブライフの2頭で決まってしまうレースだと思っている。残り1枠に入る馬を安定感の高いウォーターナビレラを基準に消し馬から選択して消去法で印をつける。買い目は◎○の馬連と2頭軸から印に3連複。

 

ナミュール、○サークルオブライフはそれぞれ1,2番目に強い3歳牝馬。普通に走ればここではまず負けない。

▲ステルナティーアは前走レース中に外傷を追ったのと馬体重減でパフォーマンスが発揮できなかったと見ている。それでも7着と大きく崩れてはいないことからここは一度見直してみたい。

△ウォーターナビレラは安定感が高いのでこれを基準にメンバーの良し悪しを考えたい。

強い勝ち方をした新馬戦と同じコースに戻って実力未知数のジャマンと新馬戦で普通では勝てない位置から何故か勝っているピンハイだけ気になった。それ以外の馬は明確に上位馬より格下に見えた。

 

反省

ナミュール(1着)は直線で外からラリュエルに思いっきり締められて進路を失うも外に持ち直してから突き抜けて圧勝。強すぎる。桜花賞でもほぼ本命になると思う。

○サークルオブライフ(3着)は見たことのない先行する競馬で、タメを作らなかったのでいつものキレが出せず地力の高さだけで3着に粘った感じ。ダメージを残さない乗り方だとこうなるんだろうか。前哨戦を使った意味がよくわからない。

▲ステルナティーア(11着)は終始外を回されて距離ロスが大きかったとはいえ地味すぎる負け方。まだ輸送がダメとも言い訳できるが牝馬上位で戦えるほど強くないというほうが納得できるので今後は軽視する予定。

△ウォーターナビレラ(5着)はスタート後意図的に位置を下げる武豊特有の教育騎乗。直線では前が思いっきり壁になって競馬になっていなかった。桜花賞ではもっとパフォーマンスを上げてくるはず。

ピンハイ(2着)は実力通りの着順。コーナーで緩んで前が有利な展開であったことを考えると後方から行ったピンハイと出遅れて6着のルージュスティリアは高く評価したい。

 

ピンハイの馬券を持っていなかった理由とその対策

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1つはこれまで単勝3桁倍の馬を強いと感じたことがなくて名前を上げている人すら一人も観測できていない状態だったので流石に自分の評価が間違っているんだろうという考えがあったこと。ここで馬券になるにはウォーターナビレラよりも強くなければいけないので、流石にこれを凌駕してくることはないかと思って穴2頭は買い目には入れられなかった。ジャマンはまあ足りないだろうと感じていた部分はあって、ピンハイはあまりにも人気なさ過ぎて自分の評価とか関係なく買わなかった気がする。

→常に自分の予想が正しいのでそれに忠実になる。下側でオッズに惑わされるのは初めてだったのでここで学んで次に活かす。直前になると焦って冷静に判断できなくなってしまうし、情報量は減るけど前売り時点で買ってみるのもありかもしれない。

もう1つは資金配分不可能なほどに1レース当たりの投入額が少なすぎること。今回の馬連+3連複のように買い目を広げると片方のみ的中した時の回収率がかなり低くなってしまう問題があって、ここにジャマンとピンハイを絡めた3連複を100円ですら入れづらい状態だったのでほぼ来ないだろうこの2頭を買うのはかなり無駄だと思った。

→1レース当たりの購入金額を増やす。最終的に回収率100%を下回らなければ投入額を大きくしても問題がないし、今回のような穴馬券を拾える機会が増えて回収率も上がっていくと思う。

 

オーシャンステークス 中山1200m芝 晴・良

 

予想

◎ファストフォース 9着 3人気

○ジャンダルム 1着 2人気

▲マリアズハート 7着 6人気

消し 4,6,8,9,13,14,15

 

開幕3日目で馬場が綺麗な状態かつハイペースでも前で強い競馬が出来る馬が揃っているのでハイペースの前有利で予想。買い目は無し。チューリップ賞で落ち込んでいるうちに締め切られて購入できず。

◎ファストフォースは1200mのG3で安定感の高い成績を残している。今回は内枠を取れたのでスムーズに前を取ってそのまま押し切ってくれそう。

○ジャンダルムは荻野騎手の時は先行してくる。斤量が減って好枠に入った今回は狙い目。

▲マリアズハートはカーバンクルSの走りっぷりが良かった。オープン以上の中山1200mで何度も好走しているし、ルミエールADの勝ち鞍から高いスピード能力を評価した。

 

反省

◎ファストフォース(9着)は序盤のポジション争いに負けてそのまま伸びず。前から粘り込み一辺倒の馬なのでこうなってしまったら仕方ない。G3適正のメンバーでは突き抜けて強いと思っていたので展開次第でここまで走れないのは予想外。過大評価枠。

○ジャンダルム(1着)は叩き2戦目で斤量も減り本領を発揮しての結果。ここは流石に格上という内容だったが直近の不振っぷりに信頼を置けなかった。

▲マリアズハート(7着)は直線で前が塞がっていた。スムーズなら最低5着はあったと思うが上位が思ったより強かったので馬券内はちょっと難しかったかも。

2着ナランフレグは中山のこれだけ前のめりなペースで上がり33.5で走ってくるのは強い。最後方からしか行けない分で重賞を勝つのは噛み合い待ちになりそうだが、今が充実期で堅実に走ってきそう。

3着ビアンフェ(消)は前走が弱すぎだったので嫌ったがこれも斤量が減って走った。外枠の逃げ馬の評価を下げ過ぎてしまう癖がある。

別定戦特有の実力決着。展開やトラックバイアスを重視しすぎた。先週の阪急杯も別定戦で実力決着となっていたし、斤量と出力に対するバランス感覚がずれているのを感じる。

 

3/6

弥生賞ディープインパクト記念 中山2000m芝 晴・良

 

予想

◎アスクビクターモア 1着 3人気

○ドウデュース 2着 1人気

ジャスティンロック 4着 4人気

 

道中は12秒前半くらいを淡々と刻むミドル寄りのスローで上がり34秒台後半くらいかかるややタフな競馬になりそう。どんな展開でもこなしそうな器用で競馬上手な馬2頭を上位に選択。買い目は◎から印にワイド2点。

 

◎アスクビクターモアは中山2000mで2回どちらも強い勝ち方をしていてこの条件では底が見えない。意外と上がりがかかって切れ勝負にならなさそうなのも加点要素。

○ドウデュースは折り合いがついて2000mも難なくこなしそうだが、コース・距離ともに初めての条件な分で一段階評価を下げた。

ジャスティンロックはレベルが高い京都2歳ステークスの勝ち馬。後方からの競馬は難しい予想だがこの馬は怪物の可能性があって軽視できなかった。

2番人気インダストリアは強い馬だが今回の条件では更に強い馬がいるはず。

 

反省

◎アスクビクターモア(1着)は外枠でも無理なく前につけ、そつなく立ち回って押し切り勝ち。最後も鞭2発で伸びているしもしドウデュースとの叩き合いになっていたとしてもまだ戦えていそう。ただ今回は前有利の展開に恵まれていたこともあって今の段階で皐月賞で積極的に買いたいとは思っていない。

○ドウデュース(2着)は向こう正面でロジハービンが行った時につられそうになったのを抑えて位置を悪くしてしまった。本来なら直線ではボーンディスウェイの位置にいたはずで、実質1馬身以上の遅れから最後は1着にクビ差まで迫っていて着差以上のポテンシャルを感じさせる内容。

ジャスティンロック(4着)は3コーナーの入りでロジハービンに寄られて川田騎手が立ち上がる仕草を見せていた。着順に大きな影響があったかは不明だが、前走ロングスパートで捲って勝った馬が一旦ブレーキを踏まされているので気持ちのいい競馬が出来たとは思えずちょっとかわいそう。

3着ボーンディスウェイは2勝してホープフルSの5着は伊達ではなく、今回は道中が緩いラップだったので伸び脚も良かった。ドウデュースが下がって好位を奪えるなど展開に大きく恵まれての結果なので評価を極端に上げることはなく、展開次第で怖くなってくるくらいの印象。

展開は上がりが35.0くらいになった以外はほぼ合っていた。上位馬の取捨や予想の見立てもよかったが、上位でロジハービンに滅茶苦茶にされた馬が何頭かいて着順がそのまま実力を反映するものではなかったように思う。皐月賞に向けて見直していきたい。

買い方は7倍近くつく◎単勝や◎-○の馬連を買ってないのはレースへの理解が浅くあまり自信がない状態だったのが大きい。本線で当てている割に配当が寂しかったが、レース前の自信度を考えたら仕方ないかもしれない。