アマチュア馬券チーム「阪神外回り実力ゲー」

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2/6の重賞振り返り

きさらぎ賞 中京2000m芝 晴・稍重

 

予想

マテンロウレオ 1着 2人気

○ダンテスヴュー 2着 3人気

◎→▲ストロングウィル 5着 1人気 締め切り直前で印を下げた

 

メイショウゲキリンが大外からハナを取りに来るのとダンテスヴューが勝つためにある程度位置を取りにくるのでペースが少し流れる予想。新馬・未勝利上がりか1勝クラスで苦戦している馬しかおらずある程度実力差がはっきりしたメンバーでマテンロウレオ、ダンテスヴューは素直に信用した。買い方は印3頭の馬連BOXで予定していたがストロングウィルのオッズが予想以上に悪化したのでマテンロウレオ-ダンテスヴューのワイド1点のみに変更。

 

マテンロウレオは前走のホープフルで終いまで鋭く伸びており頭数が少なく直線が長いレースに替わって上向き必至。

○ダンテスヴューはメンバーレベルが低くない東スポ杯2歳Sで位置取りが後ろ過ぎて届かずの4着で、今回は差し損ねを避けるためにもう少し前で運びそう。テンダンスに3馬身届いていないのがかなり気になったので一段下げた。

▲ストロングウィルはここまでの2戦の内容に王の風格を感じたので予想オッズがnetkeiba上で単勝12倍程度の時点でマテンロウレオとの両本命にしていた。2強ムードの中で食い込むとしたらこの馬だと思った。3番人気までなら仕方ないが1番人気はちょっと許せなかったので直前で印を下げた。

 

反省

マテンロウレオ(1着)は上がり最速で35.0も掛かっているようにかなりタフなロングスパート戦でダンテスヴューをマークしながらじっくり足を溜められたことが功を奏した。道中ショウナンマグマが逸走したことで隊列がほぐれてスムーズに進路が取れたことも良く、展開はめちゃくちゃ向いていたと思う。ここまでスタミナ型のレースでは高い適性を見せているが早い上がりを問われるレースではどうなるか未知数。

○ダンテスヴュー(2着)は勝ち馬に決め手の差でハナ差及ばなかった。良馬場で行われていたら勝負はわからなかったかも。まだ上がり33秒台を使ったレースでは最後方からの追い込みしか見せていないので時計が出る馬場でポジションを取った時にも強い競馬が出来るかで今後の狙えるところが変わりそう。

▲ストロングウィル(5着)はショウナンマグマが暴れ始めたあたりでかなり慌てている様子で、このタフな競馬で序盤で消耗してしまっては最後に余力が残っていなかった。新馬戦も最後遊んで負けているなどかなり幼い印象で、身体能力が高いのは確かだと思うので精神面での成長に期待したい。幼い面があることは事前にわかっていたはずだし印を回していいにしても本命までは値しなかったか。

3着メイショウゲキリンはこれまでスローで楽逃げして相手なりに走るタイプだと見ていたが今回これだけタフな競馬で前から3着に残せたのは素晴らしい。これまでは少し相手が強かったようにも見えるし1勝クラスならすぐに勝ち上がりそう。

 

雪による影響で想定以上に上がりがかかる競馬になった。またショウナンマグマが逸走しフォースクエアとシェルビーズアイが吹っ飛ばされたことで序盤から先行馬群がガラッと捌けて後ろに控えていた1,2着の馬にとってはラッキーだった。道中のアクシデントや雪の影響などで予想することが難しい内容となっていて、上位2頭の格付けや逸走の影響を受けた馬のポテンシャルもよくわからず馬券は当たったものの自分としてはあまり手ごたえのないレース。道悪の予想は経験がほとんどなくて全然わからないので回数を積んで勉強したい。

買い方は直前で変えたのが配当的には結果的に良くなった。自分はオッズに囚われず強いと思った馬を素直に買うスタンスでやろうと思っていて、とはいえ結局は配当をもらうゲームなのでオッズという要素を完全には無視できずどう折り合いをつけるかが難しい。予想としては新馬上がりの最強馬を探すのではなく重賞実績のあるマテンロウレオとダンテスヴューの2強の相手探しという方針で組み立てる方が信頼度が高く良い予想になっていたので反省。

 

東京新聞杯 東京芝1600m 曇・良

 

予想

◎カラテ 3着 2人気

○ホウオウアマゾン 12着 3人気

▲ファインルージュ 2着 1人気

 

トーラスジェミニ、ホウオウアマゾンと前から行きたい馬が引っ張ってミドル以上で流れる予想。スローでは進まないことから上がり3Fは33秒台連発にはならず34秒台で大丈夫そう。33秒台が求められなければカラテやファインルージュは良くなってくる。買い方はなんか口座にお金がなくて全然買えなかったので置きの◎-○ワイドをいつもより少額。PATに入金できなくて焦ってた。

 

◎カラテは前走のニューイヤーSは叩き1戦目で58㎏を背負いながら驚異的な追い込みで勝ち切っておりとても状態が良いことが伺える。去年の勝ち馬で舞台適性は証明済み。極端に位置を取れない馬ではないし中団から末脚を使ってほしい。

○ホウオウアマゾンは追い切りがめちゃくちゃよく動けていたが、57㎏の斤量、外枠、左回りの実績が5頭立ての2歳オープンのみ、マイルCS,NHKマイルCでは直線の最後で苦しくなって手前を変えていて1600mの距離にも不安がある。外枠に関してはトーラスジェミニの番手ならスムーズに取れそうなのでそんなに心配していない。なんで対抗に置いたんだろう?冷静じゃなかったですね。

▲ファインルージュは4歳牝馬クラシック組で一番強いと思っている馬だが左回りの追い切りで手前を変えていなかったのが気になった。仕上げが微妙で状態面に不安があるのと左回りの実績も新馬戦しかなく信用しきれなかったので実力は最上位でもこの位置。

4番人気イルーシヴパンサーは3勝クラスの勝ち味がもう一つに見えていて、G1級のメンバーが揃った今回であまり通用しているイメージが持てなかったので様子見。ファインルージュやカラテと同じような位置取りで競馬してそれらに先着できるとは思えない。今回のメンバーで唯一お気に入り登録馬になってた。

 

反省

◎カラテ(3着)はゲートの駐立が怪しく若干出負けして隣のエイシンチラーと激突し馬群の後ろの位置取り。直線では外に出していくも悉く前に馬がいて詰まり続けている状態で、やっと追い出せたのは残り200mからで上位馬の中では一番最後になってしまうという何もかも噛み合わない悔しい内容。馬群が短く詰まりやすい隊列になっていたので出負けして位置を取れなかった時点で苦しい競馬だった。短い距離でもゴール時には馬群からはしっかり抜け出して後続に力の差を見せているしまともなら2着はありえたと思う。内容は悪かったが馬はちゃんと強い走りをしてくれたので本命を打って後悔していない。

○ホウオウアマゾン(12着)は今回は何故かやたら前から行く馬が多くて縦軸も横軸も苦しい位置になってしまった。末脚が切れるタイプの馬ではないので序盤でポジションが取れなかった時点で終わっていた。残り200mくらいから2回も手前を変えているなど根本的に1600mが長いんだと思う。1400mでこその馬なのだろう。スプリント路線には行けるんだろうか。割引要素があまりに多かったので冷静に考えれば印を下げるか外すべきだったが、好きな馬で情が先行してしまった。

▲ファインルージュ(2着)は直線で前が塞がりそうになるもルメール騎手が冷静に前が空く箇所を見極めて追い出しを待っていた。追い出してからはしっかり抜け出しての2着で古馬重賞でも地力上位なことを証明した。明らかに叩きで使っていて上積みはあるはずだが、最後はカラテに迫られているなど今回のレースぶりだけ見るとG1上位で通用するのか?と思ってしまう。直線での騎手の判断差がカラテとの着差に繋がっていると思う。

1着イルーシヴパンサーは後方待機でストレスがなく直線もスムーズに追い出したとはいえ、ある程度流れたペースで上がり3F33.1秒は異次元で大物の可能性が高い。今回のような追い込みの方が持ち味が出そうなタイプであることだけが気がかりだがG1でも注目していい存在だと思う。末脚一閃に賭ける騎乗をするとは思わなかったし、キャリアの中で今回が群を抜いて強い競馬をしているので事前に印を打つには根拠が乏しかった。

 

ホウオウアマゾンとカラテが想定より1段程度後ろで苦しい競馬になった。ケイデンスコールとヴェロックスがあの位置に来るのは予想できない。カラテ以外の出走馬の予想の精度が悪くて展開などよくわからないまま臨んでしまったのは反省。

買い方はカラテ以外に積極的に買いたい馬がいなかったので真面目に考えるとカラテの複勝1点で良かった。買い方決める時に冷静になるコツ募集。まあ口座にお金残ってなかったら焦るから仕方ないか。

 

今週は総じて惰性で馬券を買った感じが残ってしまった。口座の残高を確認しておくこと、パドックを見てからではなく事前にある程度買い方を決められるまで予想を深めておくことを目標に来週に臨みます。